レーシック手術は、視力を改善する方法として世界中で多くの人々に利用されています。この手術を受けることで、多くの方が眼鏡やコンタクトレンズなしでの生活を望んでいます。ただし、レーシック手術はすべての人が受けられるわけではなく、年齢による制限が存在します。最近では、老眼の治療にも対応した「遠近両用レーシック」が登場しましたので、レーシック手術の適応年齢も幅広くなっています。ただ、遠近両用レーシックに対応できるレーザー機器は限られていますので、古いレーザーでは老眼を治療することができません。
ここでは、レーシック手術が受けられる年齢について紹介します。
レーシック手術は何歳から受けられる?
レーシック手術は、18歳以上の方が受けることができます。ただ、20歳未満の方は保護者の同意が必要になります。実際にレーシック手術を受けられているのは、大学生を含む多くの若年層から30代の社会人の方まで幅広い年代の方がこの手術を受けています。手術を受けるためには、まず適応検査で目の状態を確認する必要があります。目の手術の可否を診断する検査になりますので、何項目にも渡る詳細な検査を行います。
また、最近では老眼の治療に対応した遠近両用レーシックが登場し、治療ができないと言われていた老眼の治療もレーシックでできるようになりました。手術の方法は同じですが、近視や乱視を改善する通常のレーシックとは照射プログラムが異なりますので、遠近両用レーシックが受けられるのは最新のレーザー機器に限られます。当院では、遠近両用レーシック「プレスビーマックス・ハイブリッド」を導入していますので、老眼の治療を検討されている方は是非ご相談ください。
レーシック手術で改善できる症状について
老眼の仕組み
老眼も治療できる遠近両用レーシック
近視、遠視、乱視は角膜の形状や眼球の長さなどが関係していますが、老眼は加齢によるピント調節機能の衰えが原因です。そのため、近視や乱視を改善する通常のレーシックとは照射プログラムが異なります。当院で導入している最新のエキシマレーザー「8次元アマリス1050RS」にはプレスビーマックス・ハイブリッドという遠近両用レーシックプログラムが内蔵されていますので、近視、遠視、乱視に加えて老眼の治療が可能です。プレスビーマックス・ハイブリッドによる遠近両用レーシックはテレビでも紹介されたため、日本全国から患者様にご来院いただいております。老眼でお悩みの方は、お気軽に当院にご相談ください。
レーシック手術を受ける時期について
加えて、視力の不良が原因で起こる肩こりや眼精疲労を感じている方々にとって、レーシック手術は視力だけではなくこれらの症状の改善することも期待できます。また、花粉症の時期には、コンタクトレンズに起因する目のトラブルがなくなるなどのメリットも報告されています。早い時期にレーシック手術を受けることで、これらのメリットを受けられる期間が長くなりますので、早めに手術を受けることは受けられる恩恵も多くなります。
レーシックを受けるためにはどうすればいい?
最終的には、適応検査の結果と医師の診断によって手術の可否が決まりますので、まずは適応検査を受けることがスタートになります。
適応検査は、数時間かけて詳細な検査を行いますので、多くのクリニックで予約制となっています。当院も、適応検査のご予約を随時受付けておりますので、レーシック手術を検討されている方は、ぜひ当院にご相談ください。
まとめ
手術の適応年齢は18歳以上となりますが、老眼の治療もできるようになったことで手術を受けられる適応年齢が幅広くなり、視力に関係する多くの悩みに対応することができるようになりました。人生100年時代と言われるようになり、現役で仕事を続ける人の年齢も高くなっていますので、近視、遠視、乱視だけではなく、老眼で不便されている方は、お気軽に当院までご相談ください。
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