アベリーノ検査

あなたの大切な目のために!
ご希望の方には、いつでも検査を受けていただけます。
アベリーノ角膜変性症は遺伝性の疾患で、黒目に白い斑点が現れる病気です。アベリーノ遺伝子保持者がレーシックやラゼックを受けると、白濁点が急速に増加し、視界を妨げるようになります。既に発症していれば、手術前の診察で発見することができますが、発症していない場合は発見することができません。万が一、発症していない方がレーシックを受けた場合、急速に病状が進行してしまう恐れがあります。これを未然に防ぐために、アベリーノDNA検査を実施しています。検査は強制ではありませんので、希望者にのみ行います。

アベリーノ角膜変性症の症状

症状と経過

アベリーノ角膜変性症は個人差がありますので、非常にゆっくりと進行します。上記のようにすでに症状が発症している場合は診察時に発見できますが、発症していない場合は肉眼で確認することは出来ず、遺伝子検査を行わないと発見は不可能です。

レーシックを受けると急速に症状が進行します。

アベリーノ遺伝子保持者は、レーシックを受けなくても角膜の傷や紫外線の影響によって個人差はありますがゆっくりと症状が現れます。しかし、レーシックを受けると症状の進行が飛躍的に早まります。既に発症している場合は適応検査時の診察段階で発見可能ですが、未発症の場合は診察時に発見することはできません。「未発症の遺伝子保持者であるかどうか」を確認するためには遺伝子レベルでの検査が不可欠です。

発症すると、現在有効な治療法はありません

発症後はエキシマレーザーで混濁部分を一時的に削りだす方法以外には有効な治療法が発見されていない。しかし、削除した後も約3ヵ月程度で再発するため、角膜厚を考えると生涯で最高4回程度の施術が限界である。その後は、角膜移植という方法が残されているが、移植を行っても再発し、一時的な治療としかならず、根本的な治療方法は確立されておりません。

アベリーノ検査の必要性

様々なリスクを回避できます
■屈折矯正手術を事前に回避できる。

・アベリーノ遺伝子の有無を判別することで、レーシックなどの角膜への手術を受ける際に、安全性を確保することができる。

■アベリーノ角膜ジストロフィの発症・経過には個人差がある。

・10歳程度で発症する場合もあるが、50歳になっても症状が現れない場合がある。 未発症の場合は、スリットランプでの発見は困難(不可能)である。

■紫外線から眼を保護することで進行を抑制できる。

・遺伝子保持が判明した場合、「紫外線への注意」や「眼への傷」などに気を付けることで進行を遅らせることができる。

安全性を最優先したアベリーノ検査

この検査を実施している機関は、いくつかありますが、当院で導入するアベリーノ検査は100%の実績がある検査で、韓国のアベリーノ株式会社が特許を取っている検査です。既に、韓国ではレーシックの適応検査項目の一部として患者様に認識されていて、逆にこの検査を導入していない施設では手術を受けないという風潮が常識となっています。万が一検査を受けた方が、レーシックを受け、それでもアベリーノ角膜変性症が発症した場合は、1億円の保険が適用されます。検査費用は手術代に含まれています。(※なお、検査費用は保証金として検査時にお支払い頂いております)もちろん、アベリーノ検査のみの受診も可能です。また、遺伝子検査なので患者さまの同意をいただいたうえで検査を実施います。

患者さまからサンプルを採取させて
いただきます。

滅菌された綿棒にて試料(口腔粘膜)を採取し、試料内の白血球細胞で突然変異分析のために必要な遺伝子を採取します。採取時は痛みもなく、安全に検査を受けていただけます。

DNAを取り出して分析します。

取り出した遺伝子から、㈱アベリーノ社が開発したAGDSを利用してDNAを解析し、原因遺伝子(アベリーノ遺伝子突然変異)の有無を分析・検査します。

どれくらいの有病率?

韓国では、1994年から屈折矯正手術が始まり、2000年に初めてアベリーノ角膜ジストロフィが確認されました。日本は韓国よりも6年遅れてレーシックがスタートしたことから、今後レーシック後のアベリーノ角膜ジストロフィの発症が予想されます。韓国では2006年7月~2007年9月までの臨床試験を経て、870人に1人という割合でアベリーノ遺伝子保持者が検出されています。日本と韓国は、同じアジア人の遺伝子ということから日本においても 1000人に1人程度の有病率として推測されています。有病率の低さから検査は不要と考えるクリニックなどもございますが、やはりしっかりと検査を受けておくと安心です。