はじめに

視力回復手術の中でも近年注目されている「ICL手術」。角膜を削らず、眼内にレンズを挿入することで近視・乱視を矯正する方法として、多くの方から関心を集めています。
この記事では、ICL手術に向いている人の特徴や、適応条件、そして当院「冨田実アイクリニック銀座」がICL手術を選ばれる理由について詳しく解説します。
ICL手術の基本とメリット
ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削らずに視力を回復させる手術です。強度近視にも対応でき、乱視の矯正も可能です。手術後は、コンタクトレンズのように定期的な購入や面倒なお手入れも不要になります。万が一、合わないと感じた場合は、レンズを取り出すことが可能な点が、患者様の安心材料となっています。最近では、老眼の治療に対応したレンズも登場していますので、40代、50代の方でも視力回復手術をご検討いただけるようになりました。
<メリット>
・角膜を削らないから見え方の質が高い
・万一の時は、レンズを取り除けば元に戻せる可逆性の手術
・レンズのお手入れが不要の永久コンタクトレンズ
・手術の適応範囲が広い(強度近視の方でも対応可能)
・術後にドライアイが起こりにくい
・老眼の治療にも対応可能
・日帰り手術が可能
・スポーツや趣味などを裸眼で楽しむことができる
ICL手術が向いている人の特徴
以下の条件に該当する方は、ICL手術に適している可能性があります:

・18歳以上~40歳以下の健康な方(※年齢制限は目安)
・近視・乱視の度数が強い方(特に-6.00D以上の強度近視)
・角膜が薄く、レーシックが難しい方
・コンタクトレンズのケアが面倒に感じる方
・質の高い見え方を手に入れたい方
・レーシックのように角膜を削ることに抵抗がある方
・老眼で苦労されている方
ICL手術を受けられない可能性がある方
CL手術はすべての方に適しているわけではありません。以下の方は手術が不適応となる可能性があります。
・眼疾患(緑内障、網膜疾患、白内障など)がある方
・角膜内皮細胞数が少ない方
・妊娠中・授乳中の方
・目の中のスペースが狭い方
・糖尿病などで血糖値が高い方
・向精神薬を服用されている方
・18歳未満の未成年
・手術に関する説明を理解できない方
・医師の診断で安全性が確認できない方
適応検査は無料|まずは手術の適応を診断
冨田実アイクリニック銀座では、適応検査の費用が手術費用に含まれていますので、実質無料で検査を実施しています。視力検査や角膜形状検査、どの程度まで視力の改善が期待できるか、他に目の病気が内科など、眼の状態を高精度の検査機器で詳細に診断し、ICL手術の適応可否を判断いたします。目の手術になりますので、数時間かけて目の状態を細かく調べますので、お時間に余裕をもってご来院ください。
なぜ冨田実アイクリニック銀座が選ばれるのか?
冨田実アイクリニック銀座では、合併症の抑制を考慮した「プレミアムICL」を採用しています。手術を検討されている方にとって、合併症は心配だと思います。合併症と言っても必ず起こる訳ではありませんし、時間の経過とともに解消していく症状もあります。ただ、レンズ自体に合併症を抑制する効果が期待できるのであれば、それは魅力的なはずです!
日本国内では、ICL手術で使用されるレンズが3種類発売されていますが、冨田実アイクリニック銀座では、100%の方が「プレミアムICL」を選択されています。
・ICL上級指導医ライセンスを持つ冨田院長がすべての手術を担当
・手術の適応診察も冨田院長がすべて担当
・レンズの度数計算も冨田院長が実際に行っている
・屈折矯正分野を専門としている
・ICL手術実績10,000件以上、老眼対応ICLの実績も世界トップレベルの症例数
・合併症の抑制を考慮したプレミアムICLを採用
・手術ガイダンスシステムを使用して正確なICL手術を提供
・海外の主要な眼科学会で、ICL手術についても多数の講演を行っている
・30万円台からのリーズナブルな価格設定
ICLとレーシック、どっちを選ぶべき?
ICLとレーシックは、視力回復手術の代表格と言えます。最近は、多くの著名人がICL手術を受けたことをSNSで発信したことで、ICL手術への注目が高くなっていますが、ICL手術がベストな選択肢という訳ではありません。近視や乱視が軽度で、角膜の厚さが十分にある方は、レーシックを選んでも全く問題はありません。レーシック手術は、フェムトセカンドレーザーとエキシマレーザーの2種類のレーザー機器が必要なため、設備投資が高額になります。ICLは顕微鏡があれば手術ができますので、比較的導入しやすい傾向があります。そのため、ICL手術を行うクリニックが増加し、レーシックよりもICLのほうが優れているという偏った情報が多く見受けられるようになりました。ただ、どちらの手術にも優れた点がありますので、自分の目の状態に適した手術を選ぶことが、その人にとってベストな選択肢だと考えています。
<ICLを選ぶ理由>
・角膜を削らないから、見え方の質が高い
・角膜を削らないから、レンズを取り除けば元に戻せる可逆性の手術であること
・適応範囲が広く強度近視でも手術が可能
・コンタクトレンズのような煩わしい手入れが不要になる
・レーシック手術に対応しているクリニックが少ない
・老眼用のレンズが登場したことで40歳を過ぎても視力回復手術を受けられる
<レーシックを選ぶ理由>
・目の中にレンズを挿入することに抵抗がある
・近視の程度が軽いため
・眼内手術のリスクを考慮して角膜表面の手術であるレーシックを選択
・角膜の厚みが十分に足りていたため
・ICLと同様に多くの芸能人やスポーツ選手がレーシックを受けている
・高性能のレーザーであれば、質の高い見え方が期待できる
・ICLよりも手術費用がリーズナブル
まとめ
ICL手術は、角膜を削ることに不安がある方、強度近視でレーシックができなかった方、長期的に快適な裸眼生活を送りたい方にとって有力な選択肢です。視力回復手術には、レーシックという選択肢もありますが、手術の適応範囲が広いので、ICL手術のほうが向いている(適応となる)人が多いと思います。多くのタレントさんがICL手術を受けたと情報発信されたことで、注目度が急上昇したICLですが、最も重要なのは自分の目に適した手術方法を選択することです。ICL手術しか行っていない眼科クリニックは、レーシックよりもICLのほうが優れていると評価しますが、そもそもレーシックの経験がない眼科医も多いので、やったことのない術式を評価できるわけがありません。当院は、ICL手術にも対応していますし、レーシックにも対応しています。両方に対応しているからこそ、どちらの術式にもメリット・デメリットがあることを知っています。その上で、患者様の目の状態に適した手術をご提案しています。
まずは無料の適応検査を受けて、ご自身の目の状態に合った最適な治療法を見つけてください。